2010年7月26日

詩人・歌人による『朝鮮学校無償化除外反対アンソロジー』

高校の無償化はうれしいというより、やっとという感じなのですが、同じ年齢の青年たちが同じように学ぶ朝鮮学校が除外されるのは変です。うちの次男も高校時代、ラグビーで対戦するなど、他の分野では分け隔てなく扱われている学校です。

兵庫県の井戸知事は官僚出身で保守的な人ですが、朝鮮学校の無償化については「対象から外すべきではない」「朝鮮学校とほかの外国人学校と差を設ける必然性は、本県としてはない」「拉致問題の解決と引き替えにするような事柄ではない」と言ってます(ことし3月16日定例記者会見)。

ことし4月には詩人のみなさんがアピール集『言葉を紡ぐ者は訴えます』を発表しましたが、それに続いて今度は、詩とコメントのアンソロジーを発行するとの案内を河津聖恵さんからいただきました。




★★『朝鮮学校無償化除外反対アンソロジー』のお知らせ☆☆

詩人と歌人、合わせて79名によるアンソロジーがもうすぐ完成します!
概要は以下のようです。

タイトル:「朝鮮学校無償化除外反対アンソロジー」
仕様:A5判縦 312頁
内容:79名の詩人と歌人による、コメントと作品のアンソロジー。
頒価:1部1,000円(送料込)
発行日:2010年8月1日

参加メンバー:愛沢革、相沢正一郎、葵生川玲、淺川肇、阿曾都、石川逸子、一色真理、伊藤芳博、岩崎リーベル豊美、上野都、宇佐美孝二、内田良介、大田美和、大橋愛由等、呉香淑、呉紅心、呉順姫、金子忠政、上手宰、河津聖恵、北川朱実、金敬淑、木下裕也、金里博、金忠亀(短歌)、金芳順、金正守、金明恵、久々湊盈子(短歌)、康明淑、草野信子、 くにさだきみ、倉田昌紀、甲田四郎 、高賛侑、今野和代、斎藤恵子、佐川亜紀、佐相憲一、沢田敏子、柴田三吉、秦勝元、神泉薫、徐正人、鈴木比佐雄 孫志遠、髙塚かず子、髙木護、竹村正人、趙南哲、崔龍源、崔梨奈,蔡徳浩、津坂治男、辻井喬、寺岡良信、徳弘康代、苗村吉昭、永島卓、にしもとめぐみ、野樹かずみ、野村尚志、朴才暎、朴泰進 原田麗子、日原正彦、福原恒雄、許玉汝、松尾静明、松岡政則、御庄博実、水島英己、望月苑巳、山田隆昭、四方田犬彦、梁学哲、李芳世、龍秀美、呂剛明

詩と短歌の原点である「うた」が本来持つ「うったえる力」。
79名の詩人・歌人が除外問題に向き合い、
言葉の暴力と差別意識を越えたあらたな共同性をもとめて
この国の現在に向かって「うたいあげ」ます。
この問題に危機感を抱くすべての人に読んでいただきたいと思います。


ご購入希望の方は私のアドレス(kiyoe51803291アットkibドットbiglobeドットneドットjp)まで予約メールをいただくか、
郵便振替 00970-1-126241 足立聖恵(アダチキヨエ)まで
ご希望の冊数を明記し、お振り込みください。




なお、書面でいただいた案内を私が入力し直しましたので、誤字などは私=森=の責任です。

また、銀行から振り込む際は次の店・口座番号になります(これも私=森=調べ)
銀行名:ゆうちょ銀行
金融機関コード:9900
店番:099
預金種目:当座
店名:〇九九 店(ゼロキユウキユウ店)
口座番号:0126241


なお、河津さんのblog「詩空間」の記事にもっと詳しい事情が書かれています。ぜひご覧ください。


河津さんの詩は、現代詩文庫『河津聖恵詩集』が入手しやすいですよ。


(7/28 河津さんのblogにより最新(最終)情報に改訂しました)
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