2006年5月18日

InDesignCS2 字送り?行送り?

このあいだからInDesignCS2を使っているんですが、少し縦横がこんがらがっています。
私ではなく、InDesignのほうがこんがらがっているんだと思います。

タブロイド判(というよりA3判かな?)の週刊新聞を作っています。
新聞組版の寸法単位は、1u=(11/1000)inchというものなのですが、InDesignで使える単位は、H(Q)、pointとm。
u単位を使うには、いちいちHなどに換算しないといけないし、ごくわずかですが誤差も出ます。
そこで、H単位を採用して版面設計をやり直していたところでした。

レイアウトグリッドは次のように設定しました。
組み方向:縦
フォント:毎日新聞明朝L*
サイズ:15Q
文字垂直比率:80%
文字水平比率:100%
字間:0H  (字送り:12H)
行間:6H  (行送り:21H)
文字数:11
段数:10
段間:18H
行数:47
以下略
さて、次は、フレームグリッドのドキュメントデフォルトをレイアウトグリッドと一致させよう.... そう思って設定ダイアログボックスをひらいてみると、
* この図は自宅のMacでのものですので、「フォント」欄が「小塚明朝」になってます。

わかります? このフレームグリッドは縦書きなんですよ(^_^;;

なお、この設定のまま、実際にフレームグリッドをつくってみると、ちゃんと
「字送り:12H」「行送り:21H」
のものができます。

Adobe社のサポートデスクにはお知らせ済みですので、そのうち対処されるでしょうね。

2006年5月4日

阪神電鉄 versus 村上ファンド

この問題で、私がとても気がかりなのは、阪神電車が安心して乗れる電車であり続けられるのかどうかなのです。タイガースの行方ではないのです*

村上ファンド(M&Aコンサルティング)は「弊社の視点」を、
株式会社M&Aコンサルティングは、必要に応じて経営改善に関する具体的な提案を行う等、株主価値向上のための積極的かつ直接的な働きかけを行っています。
としています。「株主価値向上」が主目的のようですが、「株主価値」とはいったい何なのでしょうか?

「稼ぐ」を方針の第一に掲げていたJR西日本でどんなことが起こりましたか?――もう、忘れたという人は、まさか、いないでしょう。

* 小川洋子さんはじめタイガースファンのみなさんには申し訳ないですが... そもそも私は野球に興味がなくて...
それにしても、4月2日のANN「報道STATION」では、タイガースの方に重点が置かれていて、鉄道事業そのものについてはまったく触れてませんでした。メインキャスターがプロレス実況で名を成した人とはいえ、どうなんでしょ? 面白がって観戦していればいいという問題じゃぁ、ぜんぜんないですよ。あなたは東京にいて阪神電車に乗ることなんてないのかもしれませんがね!