2009年3月10日

偶然の祝福…ではなく。いや、そうかも…

きのう、母方の伯父の通夜にいってきました。
片道小一時間かかる電車の中で、いま読み続けている泉井久之助『ラテン廣文典』を開いたら、例文が…

 Nemo mortem evitare potest.
 ネーモー モルテム エーウィーターレ ポテスト。
 何人も死を避け得ない。
 …
 Quis mortem evitare potuit ?
 クィス モルテム エーウィーターレ ポトゥイト?
 誰か死を避け得たか?

享年88歳。正月から体調を崩したものの、入院することもなく、うちの畳の上で旅立ったそうです。いまではめずらしい最期かもしれませんね。私の実家では、曾祖母がそんな風に亡くなったけれど、その後は祖父も祖母も病院で、いっぱい管を付けられて息を引き取りました。

今日のお葬式には行けなかったので、埋葬はどうしたのか知りませんが、伯父のうちや、うちの実家のあたりは、とても古風で、まだ土葬をしているところもあります(あ、内緒ですよ)。

私もできれば、この伯父のようにと思いますが、かなわないでしょうね。


で、通夜のあと、例のごとく徹夜をすべく、職場へ戻る電車の中で開いた『ラテン廣文典』の例文は…

 Quae gloria est miseriae pauperum illudere ?
 クヮェ グローリア エスト ミセリアエ パウペルム イッルーデレ?
 貧しき人々の困窮を弄ぶとは何の栄誉ぞや?

現実の世界に戻ってきました。「大企業」という名の栄誉をもつものの横暴と闘わねばなりませぬ。

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