2006年1月1日

道可道非常道

ことしは46歳になります。カーソルが尺*1 の右側にきて久しいですし、右端もそろそろ見えてきましたか…。目盛り間隔はずいぶん狭くなってきました。10代後半のころの1年間がいまの3年間から4年間のように感じます。


道可道、非常道、名可名、非常名*2
「『道』が語りうるものであれば、それは不変の『道』ではない。『名』が名づけうるものであれば、それは不変の『名』ではない」*3

30年前に出会ってからいままで、このことばに支えられて生きてきました。
熱狂せず、盲信せず。おかげで変な道に進まずにすみました。しかし、確信せず。この立場を保ち続けるのは、すこしつらいこともありました。
それでもやはり、私はこのことばに従っていこうと思います。

*1  これは計算尺です:-) 下から4番めがD尺、ここの46にカーソルを合わせています。そこから1つおいて上のCI尺に17を置いてみました。目盛り間隔が時間感覚と微妙に暗合してるでしょ?
*2 『老子』
*3  小川環樹訳

4 件のコメント:

  1. らみうむさん、あけましておめでとうございます。
    "道可道非常道" ですか。先人の言葉には力がありますね。
    今年も、あちらでもこちらでも(笑)、どうぞよろしくお願い致します。

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  2. たりこさん、明けましておめでとうございます。
    ほんとに、「あちらでもこちらでも」「そちらでも(謎)」よろしくお願いします (^_^)

    ここのブログ、ちょっと変ってますでしょ?
    私は警戒心が強いので、ここのがちょうどあってます。

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  3. あけましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願いいたします。

    短い言葉は強いですね。

    今年は編集委員になり、花ぎれを作成しますが、慣れていない作業で、悪戦苦闘しています。
    あがくほどいい作品ができるのではないかと思うので頑張りたいと思います!

    byレスポワ

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  4. 編集もそうですね。“これが「花ぎれ」*”なんてものに留まるわけにはいかないです(って偉そうに(^^))。

    しかし、漢文の言葉が「短い」かどうか?どうなんでしょ?



    *「花ぎれ」は大阪編集教室 (http://www.osakahenshu.co.jp/) の実習誌です。

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