2010年8月8日

持ち重みのする詩歌アンソロジー

美術博物館でのボランティアへの出がけ、郵便受けをのぞいたら、ずっしりとした封筒が入っていました。

封筒には差出人が書いてありません。でもすぐわかりました。『朝鮮学校無償化除外反対アンソロジー』だ!

A5判、312ページ。持ち重みがします。紙の重さだけではありません。奥付まで省いて、最終ページまでを埋め尽くしている、79人の詩人・歌人・俳人の「うた」の重みです。

書店で和文-欧文混植の書物は珍しくありません(組版は難しいのですが)。テレビ・ラジオで流れる歌にも米語のフレーズがいっぱいです。

でも、和文-한글混植の書物はあまり見かけません。

このアンソロジーによせられた「うた」の多くは日本人による日本語の「うた」ですが、これまで한글のみで書いてきた在日詩人が日本語詩に初挑戦したもの、日本語詩人が한글でうたったものも収録されています(このことの意味もよく考えてみたいと思うのです)。

また、別冊で京都朝鮮中高級学校生16人の若々しい、率直な詩と散文のアンソロジーも発行されています。

河津聖恵さんたちの呼びかけから、わずか1ヶ月という短期日に79人もの「うたびと」と朝高生たちがこうした様々な表記の「うた」でこたえた思いの重みをしっかり受けとめたいと思います。


→『アンソロジー』の購入申し込みについては、河津さんのブログ記事へ




河津さんたちは10日にこのアンソロジーを携え、文部科学省に要請を行う予定です。
ガンバレー!

《Mittwoch, August 11 追記》
要請の様子を河津さんがブログで報告しています。→こちら


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